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執筆者の写真Aya

四谷大塚偏差値 65前後の算数の解き跡



通っている塾の先生の教え方にもよりますが、よく「計算問題は途中式を書きなさい。」、

「文章問題は式や図を書きなさい。」など言われる事あると思います。

理由としては、途中経過を書いていた方が見直ししやすい、ケアレスミスをなくすためだと思いますし、その通りかもしれません。

ただ、算数の偏差値65前後の子はきっと、途中式などほぼ書いていないです。


例えばですが、四谷大塚の合不合判定模試を例に挙げてお話ししますと、大問1️⃣は計算問題、大問2️⃣は一行問題(小問集合)、大問3️⃣~大問7️⃣は文章問題や角度、図形問題、大問8️⃣は長めの文章問題、大問9️⃣は思考的図形問題、こんな感じの構成でした。

計算問題は途中式を丁寧に書いて小問集合の文章題から全て途中式と図(面積図、線分図)書いて行き、計算は筆算でやって、図形問題は図に書き込んで、場合の数が出ようものなら、更に樹形図書いて。。。。。なんてやっていたら、試験時間50分で最後までいかないでしょう。

偏差値65前後を目指そうとするのならば、最後の文章問題長め系と図形の思考問題系にどれくらい時間を残せて、当ててこれるかが勝負になるという感じです。


息子の6年生の時の合不合判定の問題用紙、入試の問題用紙を見ました所、計算を筆算で解いている所はほぼなく、部分的に数字がメモされているだけでした。

(6年最初の方の組み分けは、筆算使っている痕跡あり)

文章題の一行問題的な問題もやはり、部分的に数字のメモだけ。

食塩水の問題や年齢算の問題も線分図や面積図の記載がなく、数字のメモが残されているのみ。

図形の思考系問題と場合の数については色々書き込みがありました。

4桁×4桁の掛け算も、4桁÷3桁の割り算も、試しに今やらせてみても筆算では解いておらず、20~30秒くらいで答えを出していました。

早稲アカのSSクラスの算数の先生からは6年生の時には、「筆算使っている人は、もう卒業してね。」と話があったようです。

当たり前のように3.14×○の答えは暗記している状態。

周りがみんなこのような子達ばかりなので、合不合判定だとすると、大問6️⃣まではノーミスが理想、大問7️⃣8️⃣9️⃣でどれくらい稼げるかみたいになっています。

息子は早稲アカSSの2番手クラスでしたが、SS1番手クラスは、全ての問題においてスピードが違うと言っており、年に何回かSS2番手と1番手の合同授業があった為、実力の差を思い知らされるようでした。(1番手は偏差値70前後の集団で、2番手は偏差値65前後の集団です。)

それが良い刺激にもなるのか、天才達の解き方を学べるので「こうやればもっと効率よく答えが出る!」と気付くみたいです。


お子様の偏差値帯によって、「途中式ちゃんと書こうね。図も書こうね。」とアドバイスする子もいますし、逆に「その途中式書かないと解けない?その計算暗記してないの?時間もったいないよ。」とアドバイスが必要な子もおります。

なので一概には「みんな途中式は書きましょう。」とは言えないと思っております。

6年生ですと、算数は演習量でこれから本当に差がついてきますので、どんどん問題を解いていって下さいね。


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。



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