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asparaserori

日能研の不思議。本部系と関東系

こんにちは。

もうご存知の方には今更ですが💦

外部の方にはなかなか難しい日能研。


終了組として、少し解説させて頂きたいと思います。


まず必ず出てくるのが、本部系と関東系。

校舎によって本部系の校舎と関東系の校舎とかあります。

日能研は全国展開をしており、


(株)日能研、(株)日能研関東、(株)日能研東海、(株)日能研関西、(株)日能研九州の5社からなります。


それぞれの地域でそれぞれの地域の学校に対する対策はわかりやすいですが、

関東地方は(株)日能研と(株)日能研関東が共存しています。


そのため、同じ日能研の看板を掲げていても、その実運営している会社は全く別物ということになります。


同じ予習シリーズを使っていても、早稲アカと四谷大塚…ほどの違いはないですが、違う塾と考えて差し支えありません。


でも、難関校上位校日特は合同でやるというなんとも複雑…


しかも、受験総括実績報告会のオン・ザ・ロードも合同。しかし企画は年度によって異なり、どちらが企画したかで全く違うものになるようです(私はオン・ザ・ロード参加したことないので残念!)


教室の雰囲気も全く異なります。

それぞれの入口に入った瞬間違いが分かります。

教務カウンターがあるのが関東系、


オープンスペースに低めの楕円テーブルがおいてあり、そこに先生がいるのが本部系。


クラスの名称も違います。

関東系は上位クラスがマスタークラス(Mクラス)。上位からM2、M1、標準クラスがアドバンスクラス(Aクラス)。上からA3、A2、A1となります。

その上に地域選抜のTop of M(TMクラス)があるのも関東系の特徴です。

Mクラスの目安が58over、M2(校舎によってないところも)が65overと言われており、TMは3年生12月の全国テストで300位以内(68over)が目安と言われています。


本部系は上からRまたはG、とWクラス。これは日能研のロゴマークカラーから取ったそうです。


テキストは授業で使う本科教室と家庭学習教材の栄冠への道。それと漢字と計算。

これは共通です。


しかし、関東系はオリジナルの補助教材があります。計算ノート、栄冠への道ノート、復習の理科社会、

5年生以降のMクラス、語句のたしなみ、6年生の算数強化ツールetc.....割と沢山あります。


本部系は自主的な「まなぶ人」の育成をめざしているため、このような補助教材はないとの事。


テストも一部異なります。

3、4年生で実施されるとされる難関校チャレンジテスト。

これ、うち受けてないんです。新しくできたテストかと思いきや、どうも違うらしい…ということは、本部系のテストということですよね?


関東系には記述力模試があり、これがどうも関東系オリジナルのようです。


それと、模試の成績がクラス3位以内になると貰える「優ノート📓」これが本部系にはないとか。


低学年のシステムも異なります。

本部系には1,2年生を対象としたユーリカ!きっずという教室があります。

関東系には河合塾と共同開発のガウディアという教室がある校舎もあります。


とまぁ思いつくだけでもこんなに違いのある本部系と関東系。

人事異動で先生のお互いの行き来はありません(別会社ですから)


でも、日特の先生はどちらの先生も入ってらっしゃいます。


実績は全社合算のため、本部系関東系に分けた実績は分かりません。

灘の合格者数も関東地方の校舎と日能研関西の実績の合算です。


さて、そうするとご自身のお子さんがお通いの校舎やご近所のお教室がどちらが気になりますよね?


それは日能研のHPの日能研関東((株)日能研には載っていない)に関東に所属の校舎が書いてあります。



気になる方はご参考までに確認されてみて下さいね。











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