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執筆者の写真大谷琢也

【国語ブログ】記述ってできるようになるの?




皆さん、こんにちは。

中学受験Three Starsの大谷です。


国語のお悩み相談をよくいただきますが、「うちの子記述問題が全然できなくて…」というお悩みが多く寄せられます。


「算数は偏差値70!国語は偏差値55!」のように差がつくお子さんだと、クラスが上になるけど国語の授業がまったく理解できない、ということも多いようです。


今日は、「うちの子記述問題が全然できなくて…」という質問への回答をまとめてみたいと思います。


①まず問題を分析しましょう。

記述問題は、7割得点できれば合格できます。大切なのは「大外れして×にならないこと」です。×にならないためには、「聞かれていることにきちんと答える」ことが重要です。

問題で聞かれていることを深く理解すること、問題にあるヒントを探し出すこと、出題者の意図をつかむこと。問題チェックを通じてこれらの作業を行いましょう。

まずはテキストを見て、問題に分析した後があるかどうかを見てあげてください。



②本文から材料を探し線を引きましょう。

記述問題の解答は、原則本文の内容を引っ張ってきて調えることで作成します。(それ以上を求めてくる中学もありますが、それは過去問演習を通じて対策しましょう)

ですので「記述の材料に線が引ける」ことができるようになれば、あとは整える力をつければ良いことになります。

お子様のテキストを見て、材料に線が引けているかどうかを確認してください。材料は3か所から5か所くらいが目安です。


材料の探し方はいろいろありすぎてここには書ききれないので、動画にまとめておきます。



③材料をつなげて調えましょう。

材料を見つけることはできるけれど、書く言葉が拙い…、という場合もあるでしょう。

模範解答はとてもきれいにできていますが、だいたいが大人の作った解答であり、そのレベルを目指すのは無理があります。

まずは「最も簡潔な、短い解答」を作ります。これを「核」と呼びます。この「核」が模範解答と一致しているかどうかを最重要ポイントとしてください。お子様にも「まず核を作り、その上に説明を足していく」という書き方を指導すると良いでしょう。この「核」がずれている場合は、①の問題チェックに戻って出題者の意図を考えてください。



記述問題をできるようにしたいのであれば、四谷大塚の「最難関問題集」がおススメです。市販の教材では最もレベルの高い教材だと思います。


小5の最難関問題集下巻の解説動画を、Three StarsのWebページに有料公開しましたので、必要な方は是非活用してください!


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